ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営するさとふるは、寄付金の使途に応じて事業を立ち上げ寄付を募る「さとふるクラウドファンディング」で、富士山麓に放置された産業廃棄物を撤去する認定特定非営利活動法人富士山クラブの「富士山クリーンアップ事業」を支援するため、1月14日より寄付受け付けを開始したことを発表した。

「さとふるクラウドファンディング」は、ふるさと納税の仕組みを活用して、寄付金の使途に応じた事業を立ち上げ寄付を募る、クラウドファンディング型ふるさと納税サイト。

寄付者は「さとふるクラウドファンディング」上で具体的な寄付金の使途から寄付先を選択することができるほか、自治体への応援メッセージの投稿や集まった寄付金額を随時確認することも可能。

認定特定非営利活動法人富士山クラブは富士山の環境を守り後世に残すため、ボランティアスタッフと共に富士山麓に不法投棄された産業廃棄物の撤去活動「富士山クリーンアップ事業」を実施しているという。

富士山を国民の財産として、また世界に誇る日本のシンボルとして後世に引き継いでいきたいと考える山梨県は、この事業を支援するため、「さとふるクラウドファンディング」を通じて寄付を募集するとのことだ。

寄付金は廃棄物を掘削する重機の手配や、廃棄物の処分などに活用されるとしている。

目標寄付額は、600,000円。受付期間は1月14日~3月1日までとしている。

山梨県は「富士山が世界遺産に登録された中、富士山麓の環境美化のため、長年放置されている大規模廃棄物を一掃することは重要であると考えております。本事業は、7年目であり着実に廃棄物の撤去・処理の成果をあげております。富士山麓の美しい環境を保全するため、皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。」とコメントしている。