IT事務職 7割が「2020年冬のボーナスをもらっている」と回答 事務職のボーナスに関する調査

ポムが運営する、IT事務への転職に特化した転職応援メディア「IT事務の教科書」は、全国の事務職(正社員)200人を対象に2020年冬のボーナス調査を実施し、その結果を発表した。

事務職の「7割」が2020年冬のボーナスをもらっている

今回、200名の事務職の人に調査したところ、7割が2020年冬のボーナスをもらっていることがわかった。

また、ボーナスをもらえなかった理由についても調査したところ、コロナによる影響を受けてボーナスが支給されなかった人の割合は約4割という結果に。

200人全体から計算すると、コロナでボーナスをもらえらなかった人は、約1割になる。

そのため、コロナの状況下でも事務職は、社会情勢に大幅に左右されずにボーナスが支給されたということが伺える。

2020年冬ボーナスの平均支給額は「34.7万円」

「ボーナスの支給あり」と回答した143人を対象に、ボーナスの支給額を調査したところ、回答は以下の通りで、平均支給額は34.7万円という結果に。

3万円以下 1.4%(2人)
3万円以上10万円未満 14%(20人)
10万円以上~20万円未満 21%(30人)
20万円以上~30万円未満 14.7%(21人)
30万円以上~40万円未満 12.6%(18人)
40万円以上~50万円未満 9.8%(14人)
50万円以上~60万円未満 11.9%(17人)
60万円以上~70万円未満 5.6%(8人)
70万円以上~80万円未満 2.1%(3人)
80万円以上~90万円未満 2.8%(4人)
90万円以上~100万円未満 2.8%(4人)
100万円以上 1.4%(2人)

半数以上は、「昨年と変わらない」「昨年よりよくなった」と回答

昨年とボーナス支給額を比べたところ、半数以上は、「昨年と変わらない」「昨年よりよくなった」と回答した。

大半はボーナスの支給額に変化がなかったものの、約40%の人はボーナスの支給額が悪くなったことが伺える。

今回支給されたボーナスの結果を受け、ボーナスを受け取った143名の満足度を調査したところ、55%(79人)の人が不満足と回答。

ボーナスを受け取っているものの、昨年よりも支給額が減ってしまった人や昨年よりも支給額が上がらなかった人は不満に思っていることがわかる。

ボーナス支給額ランキング第1位はIT事務で「56万2692円」

ボーナスの平均支給額を事務職別に比較したところ、

1位はIT事務職で56万3000円
2位は貿易事務で50万円
3位は人事事務で42万5000円

​という結果になった。

IT事務職は、一般事務職の仕事に加えて、IT知識を必要とする業務(エンジニアのサポートや自社製品・サービスのお問い合わせ対応)も必要になる。

そのため、今後IT業界が伸びていくに伴って、IT事務職の必要性も高まっていくため、ボーナスも安定的に支給されると予想している。

ボーナスが支給された人で転職を考えた人の割合は「32.9%」

調査1で「ボーナスの支給があった」と回答し、ボーナスに不満を感じた79名を対象に、ボーナスの支給額を受け、転職を考えたかを調査したところ、26名が転職を考えたと回答。

2020年の夏にもボーナス調査を行っていたたが、その際は転職を考える人が18%だったため、転職を希望する人が14%アップしていることがわかった。

ボーナスが支給されなかった人で転職を考えた人の割合は「31.6%」

調査1で「ボーナスの支給がなかった」と回答した57名を対象に、ボーナスなしの結果を受け、転職を考えたかを調査したところ、18名が転職を考えたと回答。

こちらも2020年の夏にもボーナス調査を行っていたが、その際は転職を考える人が25%だったため、転職を希望する人が7%アップしていることがわかった。

<参照元>
ITサポートジムの教科書『【2020年冬ボーナス調査】事務職はコロナの影響を受けた?支給額が最も高い事務職もご紹介

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