Aestaは、1月7日にスポーツテックカオスマップ2021年.verと調査レポートを公開した。

同カオスマップでは、国内外スポーツテック領域の200サービスを、「ウェアラブルデバイス」「栄養管理」「健康管理」「福利厚生」「観戦・放送」「ファンエンゲージメント」「分析」「コンディショニング」「トレーニング」「IoTジム」「エンタメ」に分類。

資金調達の動き、独自性、ユーザー数の多さなどを基準に独自目線で選出し、前作であるスポーツテックカオスマップ2020.verから半数近く入れ替えを実施したという。

新型コロナウイルスの影響で諸外国では厳しい外出制限が儲けられるなか、自宅でフィットネスを行う需要が急増し、なかでも、ハードウェアを通じてトレーナーやユーザー同士で繋がりながらトレーニングを行うサービスが急成長してい流とのことだ。数百億円単位の資金調達およびM&Aが複数見受けられたとしている。

また、ウェアラブルデバイスとしてはスマートウォッチ(腕時計型)は日本国内においても普及率が高まり、ある程度成熟してきてはいるものの、血中酸素濃度を計測できるデバイスや声によってストレスレベルを検知するデバイスなど、機能面で進化が続いているという。

さらに映像技術およびAIの進化により、スポーツの決定的なシーンの自動検出や、360°の3D映像の生成、インタラクティブなチャットに参加しながら視聴ができるプラットフォームなどが出現。

e-Sports領域やエンタメ領域と同時に事業展開できるケースが多いので、スケールしやすい点に特徴があるとしている。

そのほか、身体を動かしながらゲームを進めていくというようなサービスが国内外問わず増え、現在は自宅でテレビゲームを行うサービスが爆発的に人気で、品切れが続くといった状態が見受けられるとのことだ。

同社はアフターコロナで、自宅以上の規模で体験できる施設が増えていくように思われると述べている。