サブスクリプション事業者向けに、LTV/解約率を改善するサービス「KiZUKAI」を提供するKiZUKAIが、アフターコロナにおける「toCサブスクリプションサービスのカオスマップ」2021年版を公開した。

同カオスマップでは、動画のような「デジタルコンテンツ」と教育のような「サービス・健康・教育」そして家具・家電のような「物品・レンタル」の3つを大枠カテゴリーとしている。

2021年版の特徴としては、特にコロナウイルスの影響が大きく、在宅の時間が増えている中で、それに適するサービスが拡大してきたという。

デジタルコンテンツに関しては、「動画共有サービス」「無料の動画配信サービス」「有料の動画配信サービス」などインターネット上の動画の利用が大きく伸びる結果に。

外出自粛による影響や、1年を通して各サービスでTVCMなどのプロモーションがより一層強化されたこと、各サービスで話題となるオリジナルコンテンツが配信されていること、見逃し配信の浸透による認知度の向上などの要因から、同社は利用率、利用経験者の比率が伸びたと考えられると述べている。

また、新型コロナウイルスの感染拡大で在宅勤務の機会が増え、社会人向けのビジネスに役立つ講義の動画をインターネットで視聴するオンライン学習が伸びている。

利用者数が前年比で5倍以上に増えたサービスもあり、多くの企業では通常勤務に戻りつつあるものの、これを機に自身の能力向上に取り組む動きが浸透していく傾向にあるとのことだ。

物品レンタルに関しては、新型コロナウイルスの感染拡大により消費活動が落ち込む中、コロナ禍の中で、サブスクリプションサービスを使用して、生活に彩りを添える新たな分野に人気が集まっているという。

提供ジャンルは、車、家具、衣料品、絵画や花など多岐にわたる。

現在、アフターコロナで世間からよりデジタルでのサブスクリプションサービスへの注目が集まっている中、現状どのようなサービスがあるかが不透明という状況があり、同社はtoCサブスクリプション市場のさらなる発展のため、今回のカオスマップ作成に至ったとのことだ。