エイチ・アイ・エス(以下、HIS)法人営業本部は、『HIS FOOD PROJECT』の「食の海外進出支援」事業の一環として、飲食店のコンサルティング事業を開始することを発表した。
今回、トイダックのフード事業の1つである石川県の和菓子店「金沢匠菓 タナカラ」と、日本の伝統文化である和菓子の海外進出に向けたコンサルティング契約を1月12日に締結したという。
コロナ禍により、新規事業などの海外進出が難しい状況下で、海外への進出を目指す飲食店と、ポスト・コロナの展開を見据え、「金沢匠菓 タナカラ」が海外へ進出するまでのブランディングや戦略を海外での店舗展開の経験があるHISが主体となり提案。
両社連携のもと日本の伝統菓子である「おはぎ」を通じてヘルシースイーツ「あんこ」を海外でも浸透することで、海外における和菓子の認知と需要を増やし、日本食の更なる海外進出に貢献する方針を示している。
「金沢匠菓 タナカラ」は、出来立ての生菓子を無添加で届ける為に、ショックフリーザーによる瞬間冷凍技法を開発し取り入れているという。
この技法でタナカラのおはぎは、出来立ての美味しさを30日間維持する事ができ、和菓子の海外への輸出にとって画期的な技法となるとのことだ。
国内における販路拡大と共に海外への輸出や出店計画を進めていくとしている。