アスクルは、2020年12月23日より事業所向け(BtoB)通販サービス「ASKUL」において、月額料金の支払いのみで本格的なオフィス家具をレンタルできる家具レンタルサービスを開始したことを発表した。

まずは、1都3県において、オフィスチェア35商品からスタートするという。

新しい生活様式によりテレワークが急速に普及した一方、自宅での業務環境が整っていないケースも多くみられる。同サービスは、初期コストをかけず、かつ必要な期間だけ従業員の自宅にオフィス家具を手軽に導入でき、業務環境の改善を実現するとのことだ。

また、企業はサテライトオフィスや一時的なワークスペース開設の際にも初期コストを抑えて手軽に本格的なオフィス家具が導入できるとしている。

今後も続く働き方改革の推進や従業員の満足度向上にフレキシブルに対応するサービスとして、今後、対象エリアや商品ラインナップを順次拡大していく予定であるとのことだ。

新型コロナウイルスの拡大を受けて、新しい生活様式による社会環境が大きく変化した。

企業では、テレワークの導入が進み、オフィスの在り方や働き方が大きく変わり、従来のオフィス勤務と比べてテレワークでは、通勤時間がなくなったことなどを好意的に捉える従業員が多くいる一方で、デスクやチェアなど業務に適した家具が整っておらず、効率が落ちるばかりでなく腰痛などに悩まされるなどの影響が出てしまうという課題があったという。

同サービスでは、月額料金の支払いのみで、有名オフィス家具メーカーの新品家具を手軽に導入することが可能。

従業員としては、執務に適したオフィス家具を導入することで、テレワーク下での働きやすさが向上し、業務効率アップにも繋がるとし、一方で、企業としては、初期コストを抑えて導入することが可能となり、働き方改革の促進や従業員の満足度アップが期待できるとのことだ。

また、その他にも同サービスでは、テレワーク中の各従業員宅への個別配送も可能。多くの従業員を抱える企業でもきめ細やかに対応する。

また、オフィスレイアウトの変更などによる一時的な使用や、シェアオフィスでの使用など、ごく少ない数量が必要な場合でも、1脚から利用可能とのことだ。

さらに、レンタル期間中に使用しなくなった場合は、別の従業員宅やオフィスへの移設なども可能とするほか、1年継続利用した商品は、返却あるいは追加料金なしでもらうことも可能など、利用者の多様なニーズに応えるとしている。

アスクルはこれからも、変わる働き方や顧客のニーズに対応する商品・サービスの更なる拡充に取り組み、すべての仕事場に「うれしい」を届け続けるために、進化を続けていくとのことだ。