NTTインターネットは、ローソンと、 2021年10月開始を目標にスマートフォンを活用したコンビニ収納サービス「マイペイメント®」を全国のローソンで取り扱うことで合意したと発表した。

「マイペイメント」は、公共料金や通信販売の代金を支払う際にバーコードを利用者のスマホに表示し、コンビニ店頭で支払えるペーパーレスな決済を実現するサービス。

サービスの特徴として以下が挙げられている。

  1. 支払いの利便性を向上
    料金払込票を持ち歩く必要がなく、スマホひとつで、いつでも簡単に支払いが可能。
  2. 請求から収納までの時間を短縮
    請求情報をスマホに送るのでユーザーはすぐに支払いができる。また、利用企業は収納情報をリアルタイムで確認できる。
  3. 収納コストを削減
    請求書の印刷費、郵送費を削減できる。また、電子帳票のため収入印紙も不要。
  4. 専用のアプリが不要
    サービスのために利用者は、新たに専用のアプリをインストールする必要はないという。スマホの標準機能のWebブラウザでバーコードを表示。

コンビニ収納は、年間約10億件利用されているという。

しかし、企業にとっては請求書の印刷・郵送コストが、コンビニにとっては請求書控えの輸送・保管コストが負担となっている。

また、利用者は請求書の持参忘れや紛失などで支払う機会を逃すことがあるとし、「マイペイメント」で請求書のペーパーレス化を実現することで、これらの課題を解決できるとしている。

「マイペイメント」は現在、国分グローサーズチェーン、しんきん情報サービス、セイコーマート、セブン‐イレブン・ジャパン、ファミリーマート、 ミニストップのコンビニ等で利用が可能となっており、全国47都道府県4万店舗で支払いが可能であるという。

今回のローソンの追加に伴い、取り扱い店舗が約5万6千店舗まで拡大し、全国のコンビニの9割以上での取り扱いが可能となるため、さらなる利用者の利便性の向上が期待できるとのことだ。

NTTインターネットは、利用者の利便性向上および利用企業の売上向上やコストダウンを追求するとともに、ペーパーレス化によってCO2を削減し低炭素化社会に貢献していくとしている。