新生銀行とWeWork、新しいビジネスモデル構築に向けた業務提携を締結

新生銀行とWeWork Japanは、ニューノーマル時代の新しいビジネスモデル構築に向け、業務提携に関する合意書を締結のうえ、協業を行っていくと発表した。

2021年1月5日にWeWork 東京スクエアガーデン(中央区京橋)内に、新生銀行の個人の顧客を対象とする、新生銀行の新しいタイプのチャネルである銀行無人拠点「新生サテライトラウンジ」第1号拠点を開設。

新生サテライトラウンジとは、WeWork内などに設置している新生銀行専用の個室ブースにおいて、利用者がビデオ端末を通じ、資産運用などについてスタッフとリモートで相談できる、新しいタイプの無人拠点であるという。

WeWork Japan内での、銀行無人拠点の設置は初めての取り組みとなり、新生サテライトラウンジは、新生銀行のオンラインシステムを通じて予約を行ったのち、利用が可能となる。

また、WeWorkのコミュニティチームによるサポートや共用エリアの一部サービスを利用でき、利用者はニューノーマル時代のサービスや働き方を体験できる環境となっているとのことだ。

新生サテライトラウンジにおいて提供するサービスは、当面は資産運用などに関する相談業務が主となるが、今後は新生銀行のリモート事務手続きサービスを活用した口座開設・届出情報の変更・振込など口座に関わる各種手続きや取引まで実現できる環境を整備していくとしている。

さらに、新生銀行とWeWork Japanは、首都圏や店舗がない地方を中心に新生サテライトラウンジを展開することも視野に入れているという。

ニューノーマル時代における個人の顧客のさまざまなニーズに対して最適な形でサービスを提供できるよう、新たなビジネスモデルの構築に向けて、両社でしっかり取り組んでいくとのことだ。

なお、現在、新生銀行グループは、社員一人ひとりにあった働き方の選択肢を提供する取り組み「働き方リ・デザイン」を推進している。

その一環として、サテライトオフィスの拡充を図っており、2021年1月以降、「WeWork 渋谷スクランブルスクエア」を新たにサテライトオフィスとして活用する予定であるという。

また、WeWork Japan は、ニューノーマル時代における、企業のオフィス戦略のパートナーとして、柔軟かつ迅速なサテライトオフィス開設を可能にするプランを提供している。

新生銀行グループにおいても、安全性の高い、設備が整った環境でのテレワーク推進を実現し、従業員に働く場所の選択肢を提供することで、生産性の向上を支援するとのことだ。

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