ロコガイドは、佐賀県鳥栖市と「ICTを活用した情報発信に関する連携協定」を締結したと発表した。

この協定のもと、鳥栖市に今現在の混雑状況がひと目でわかる「混雑ランプ」を設置し、本日1月5日から運用を開始するとのことだ。

鳥栖市職員が混雑状況を能動的に発信することで、生活者は、鳥栖市のウェブサイトやロコガイドが運営するウェブサイトで、市役所窓口のリアルタイムの混雑情報を確認できるようになるという。

なお、佐賀県の自治体における混雑ランプの導入は、初の事例であるとのことだ。

混雑ランプとは、店舗や施設の混雑を「空き」「やや混み」「混み」の三段階で発信できるサービス。

新型コロナウイルスの影響で日々の買い物の「3密」対策が大きな課題となったことから、ロコガイドが2020年5月に提供を開始。ロコガイドの運営するチラシ・買い物情報サービス「トクバイ」やその他ウェブサービス上でリアルタイムの混雑状況を確認することができるとのことだ。

また、店舗からの情報発信が簡単に行える専用スマートフォンアプリと、スマートフォンのない環境でも情報発信ができるボタン型端末(IoT端末)を順次リリースするなど、サービスを拡充してきた。

現在は、全国の小売店のほか、自治体窓口や観光・宿泊施設、またレジャー施設、スタジアム等での導入が進んでいるという。

鳥栖市の混雑ランプ導入スケジュール・場所は以下。

導入日:2021年1月5日から
実施窓口:鳥栖市役所 市民課窓口、税務課窓口、確定申告会場 計3窓口

なお、確定申告会場については2月16日から公開予定としている。