新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の1都3県は政府に対し、緊急事態宣言を発出するよう要請するという。

12月31日、都内では1,000人を越えた感染者数となった。また、急速に広がる感染拡大により、医療提供体制のさらなるひっ迫も懸念されているという。

こうした事態を受け、東京都の小池知事と埼玉、千葉、神奈川の各県の知事は西村経済再生担当大臣と面会し、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言を発出するよう要請。

なお、宣言がなくても都道府県知事は、外出自粛や休業の要請は可能。宣言をすることで、対象地域の知事は明確な法的根拠を持って住民に要請できるようになる。