コインランドリーを全国展開しているジーアイビーは、「災害対応型ランドリー」を2020年12月25日に群馬県前橋市「カインズ前橋川曲店」に出店することを発表した。

同店は、LPガス非常用発電ソリューションを活用した、災害時の停電等にも対応する新しい形のコインランドリーとなる。

また、今回の出店で「ブルースカイランドリー」は全国121店舗目となり、群馬県下では6店舗目とのことだ。

災害対応型コインランドリーは「標準仕様」として3日分のLPガスを貯槽できるLPガスタンク、ポータブル発電機への接続が可能な設備を完備。

ポータブル発電機はガスを利用して発電する仕組みになっており、携帯電話充電などへの電力供給することができる。

また、災害時には直接LPガスタンクから炊き出しセットやガスコンロを繋ぐことで温かい食べ物を近隣住民の方に提供することができるという。

コインランドリー市場は、共働き世帯の増加を背景とする家事の時短ニーズの高まりや、アレルギー疾患対策としての布団・毛布などの大物洗濯需要の増加などを受け、店舗数は増え続けている。

また、近年の異常気象やスコール、地震による災害により、コインランドリーの需要は増えてきているという。

このようなことから、まだまだ市場は増加傾向にありジーアイビーとしては今後、500店舗を目指し全国に出店していくとのことだ。