LINEの友達の友達とマッチングする「HOP」、全国版を提供開始

LINEとDiverseの共同出資により設立されたHOPは、LINEの繋がりを活用したマッチングアプリサービス「HOP」の全国版の提供を本日12月24日より開始したと発表した。

現在、マッチングアプリ市場は、国内外問わず年々拡大しており、市場規模は2025年には、日本で1,060億円規模にまで拡大すると予測されているという。

また、昨今の新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、オフラインでの出会いの機会が減少している一方で、オンラインを通じて、趣味嗜好の合うパートナーと出会う人も増えており、出会いの場においても、オンライン・オフラインの垣根が無くなりつつあるとのことだ。

同社が提供するマッチングアプリサービス「HOP」は、LINEの友だちの繋がりを活用し、”友だちの友だち“と出会うことができるマッチングアプリサービス。

2020年8月より、首都圏1都3県に住む人を対象に先行版の提供を開始。HOPのLINE公式アカウントの友だち数も320万人以上に及ぶという。

HOPでは、人と人との繋がりの“距離”を「HOP」と名付け、“LINEの友だち”を「1HOP」、“LINEの友だちの友だち”を「2HOP」、“LINEの友だちの友だちの友だち”を「3HOP」と表示。

これにより、従来のマッチングアプリサービスとは異なり、“自分のLINEの友だちの誰と友だちなのか”といった繋がりが一目でわかるようになっているとのことだ。

そのため、特に女性ユーザーからは、「2HOP(友だちの友だち)」が表示されることに対して、「親近感・安心感がある」や「良い意味でも悪い意味でも識別できるから良い」といった声が上がっており、オンラインで見ず知らずの人とコミュニケーションをとることに不安がある人でも、安心して利用できるという。

また、LINEの高いセキュリティ基準はもちろん、信頼性・安全性・プライバシーの保護を重視し、24時間365日、厳重なサービスの監視体制を導入。

そして、今回、対応地域を拡大。全国のユーザーが利用できるようになったとのことだ。「2HOP(LINEの友だちの友だち)」や、「3HOP(LINEの友だちの友だちの友だち)」といった、LINEの繋がりから相手を探せ、LINEの繋がりを活用せず、HOPに登録している全ての人の中から相手を探す事も可能であるという。

さらに、「#家庭用ゲーム機が好き」や「#フィルムカメラが好き」など、プロフィール登録時に登録した趣味嗜好を記載するハッシュタグからも検索する事が可能なので、趣味やライフスタイルといった共通の価値観も分かりやすく、気の合う相手と楽しくコミュニケーションを取ることが可能とのことだ。

今後は、「共通のハッシュタグを登録している人」や「仕事の職種が近しい人」などをポップアップで知らせるなど、より趣味嗜好・ライフスタイルにあった相手が見つかりやすい機能も搭載予定としている。

「HOP」では、今後もユーザーニーズに合わせて機能拡張を行い、素敵な出会いのきっかけとなるサービスの提供を目指すとのことだ。

モバイルバージョンを終了