複雑ネットワーク理論や人工知能技術を活用したマーケティングサービスを提供するサイジニアは、GoogleマイビジネスやYextに登録済みの店舗情報をYahoo!プレイス形式に変換する「デクワス・マイプレイス」の提供を開始すると発表した。
これにより、多数の店舗を運営する企業は、簡単にYahoo!プレイスに店舗情報をアップロードできるようになるとのことだ。
スマホの普及に伴い、“自分の行きたいお店を近くで探す”、いわゆる「ローカル検索」の機会が拡大している。
その結果、ユーザーがローカル検索を通じて自社の店舗を見つけやすくするため、Googleマイビジネスに代表される店舗情報管理ツールの活用に、ますます店舗運営者の注目が集まっているという。
Yahoo!プレイスは、Yahoo! JAPANが運営する店舗情報管理ツール。
Yahoo!検索、Yahoo! MAP、Yahoo!ロコ、Yahoo! BEAUTYなどYahoo! JAPANが運営する各種サービスに連携しており、Yahoo!プレイスを活用することで月間6,200万人のユーザーにお店や施設の情報を効果的にアピールすることができる。
しかし、GoogleとYahoo!に店舗情報を入稿するには、それぞれ異なるデータ形式に対応した作業が必要となり、昨今のコロナ禍においては営業時間の変更も頻繁に発生し、多数の店舗を運営する事業者にとって個別のプラットフォームに対応するのはコストが大きいことが課題であったという。
今回提供を開始する「デクワス・マイプレイス」は、Googleマイビジネスに登録されている多数の店舗情報を一括してYahoo!プレイスに入稿するためのツール。
Googleマイビジネスの他、FacebookやInstagram、TripAdvisorなどに掲載される企業情報を一元管理する「Yext」のデータフォーマットにも対応。
GoogleマイビジネスやYextを利用中の店舗運営者は、「デクワス・マイプレイス」を利用して簡単にYahoo!プレイスに自社の情報を登録することができるようになるとのことだ。
同社は今後も、新たな時代を見据えた技術開発によって、暮らしをもっと楽しく便利にしていくとしている。