オンラインコミュニケーション空間「oVice」 総額1億円の資金調達を実施

自由に動いて自由に話しかけられるバーチャル空間「oVice(オヴィス)」を開発したoViceは、OneCapitalとMIRAISEからシードラウンドで総額1億円の資金調達を行ったことを発表した。またoViceは、12月12日にNIMARU TECHNOLOGYから社名を変更したという。

「oVice」は、ウェブサイト上で自分のアイコンを自由に動かし、相手のアイコンに近づけることで簡単に話しかけられる新感覚のバーチャル空間。

自分のアイコンに近いアイコンの声は大きく、遠いアイコンの声は小さく聞こえ、現実の空間で話しているような感覚を味わうことができるという。

遠くから聞こえてきた会話に簡単に参加でき、偶発的なコミュニケーションが可能で、新たなアイデアを生み出しやすい環境を整えているとのことだ。

今年2月、CEOのジョンがチュニジア出張中に突然ロックダウンに巻き込まれ、しばらくリモートワークを行わざるを得なくなり、そこでぶつかった壁が仲間とのコミュニケーションだったという。

「リモートワーク中でも仲間と簡単に話せる方法はないのか…」。考えた末に開発されたのが「oVice」とのことだ。

チュニジアの低速な通信環境でもきちんと機能するよう、「voice(声)」を中心としたコミュニケーションを主としていることが特徴。

「virtual(バーチャル)」空間にある「office(オフィス)」であることから、それらの単語を組み合わせて「oVice」と名付けられたとという

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