クボタは建設機械の故障診断アプリ「Kubota Diagnostics」を開発したと発表した。
故障診断のプロセスを効率化して、故障した機械の停止時間(ダウンタイム)を削減するという。
あわせて故障内容の情報を効率的に収集することで、アフターサービスの品質向上に役立てるとのことだ。
主な特徴は以下のとおり。
故障診断フロー
- 機械が発するエラーコードや不具合症状をアプリに入力することで、自動的に点検箇所や修理方法が示され、診断を効率化・迅速化。
最新情報の提供
- 製品情報や故障情報をリアルタイムにエンジニアに共有することで、作業効率化や、未熟練エンジニアの教育に役立てることが可能に。
3DモデルとAR
- スマートフォンのカメラを製品にかざすことで、3DモデルとARによる故障個所ガイダンスが参照でき、作業効率化に貢献する。
同サービスは、12月から米国で導入開始し、来年以降に日本を含む世界各地の市場に順次展開していく予定としている。