ジャパンハートは、「48thフジサンケイクラシック」より寄付を受け、山梨県庁を通して、大会開催地である山梨県内の医療機関に対する新型コロナウイルス感染症緊急支援として、医療用ガウンと手袋を寄贈した。

同社は、以下のような新型コロナウイルス感染症拡大抑制の医療支援を行っているという。

1. 医療支援チームの派遣

4月以降、全国各地の病院や介護福祉施設に、医師・看護師等で構成される医療チームの派遣を継続している。

クラスターが発生すると、感染による欠勤や人材派遣会社の撤収により、深刻な職員不足に陥る。

また医療機関の病床ひっ迫により、福祉施設で陽性患者を治療しなければならない等、外部からの適切な支援が必要となる。

12月21日現在、7都道府県9都市にある18の病院・介護福祉施設に、のべ計70名を派遣し他とのことだ。

2. 医療用マスクの配布

「#マスクを医療従事者に」プロジェクトを開始し、クラウドファンディングやチャリティオークションを実施し、1万5千人の方から約1億5千万円の資金を募り、マスク200万枚を調達。

第一種指定感染症医療機関、三次救急医療機関、特定機能病院を中心とする合計726の機関にマスクを配送したという。

3. 介護福祉施設への感染対策指導

全国の介護福祉現場で働く医療/介護従事者の方向けに、第二波・第三波へ備えた感染症対策指導を実施している。

防護具の着用指導、施設内のゾーニングに関する指導を、11月末現在、600以上の法人、計1500名の参加者に対して実施したとのことだ。

4. 医療現場と支援を結ぶ「ジャパンハートソーシャルネットワーク」の構築

災害などの有事における日本国内の医療・介護現場の正確な状況把握、医療支援活動に協力してくださる医療従事者同士の繋がりを強固にするための「ジャパンハート ソーシャルネットワーク」を4月28日より開始し、現在、このプラットフォームの登録者数は854人に上っているという。