富士通ラーニングメディア、DX人材育成を支援するコースを中心に新たに71コース追加

富士通 Fujitsu

富士通ラーニングメディアは、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に向けた人創りをご支援するコースラインナップを中心に強化・拡充し、新たに71コースを提供開始したと発表した。

新型コロナウイルスの拡大が、社会やビジネスの環境を大きく変えている。

「ニューノーマル」と呼ばれる新しい時代において、生活者の行動変容を変革のチャンスと捉え、DXによる新たな価値提供を加速させることが求められているという。

その新たな変化にスピード感をもって適応するためにDXの推進を一気に加速させることが期待されている。

しかしながら、依然として企業におけるDX人材の育成が追いついておらず、この世界的な難局を乗り越えるためにも、変革を断行できる人材の育成が求められているとのことだ。

同社は、DXを推進し、変革を断行できる人材が持つべき「デジタル戦略・組織」、「デジタル思考」、「デジタルプロセス」、「デジタルテクノロジー」、「デジタルリテラシー」の5つの要素を軸とした人材育成コースの提供を通じ、顧客ビジネスのデジタルトランスフォーメーション推進を支援するとしている。

今回リリースする新しい71コースの主な内容は以下。

2021年上期は、ハードスキルとソフトスキルの両面を持った人材の育成に役立つ、デジタル思考(ソフトスキル)とデジタルテクノロジー(ハードスキル)の観点を強化するコースを拡充する。

テレワークマネジメント
テレワーク時代に求められるマネジメントスキル

これまでのマネジメントスタイルを、テレワーク中心のニューノーマルの環境でどう変えていくべきかについて、 講義・ディスカッションを通して理解する。

特に管理型から支援型へのマネジメントの意識改革が重要であることを理解し、現場のマネジメントで今後活用する。

デザイン思考による仮設立案
【ライブ】デザイン思考による新ビジネス仮説立案~DX営業への第一歩~

業種を問わずDXが進められている中、顧客に最も近い立場にいる営業職にこそ、新たな価値を提案することが求められている。

同コースでは、デザイン思考を用いて、アイデア発想や共創活動、ビジネス創出活動で必要となる基本的な考え方や手法、活用される主要なツールについて、ワークを中心に学習する。

DXデザイン
【ライブ】DX推進のためのデザイン思考~デジタル・ビジネスをデザインするために~

DX推進に必要となるデジタル・ビジネスの原理原則を踏まえ、価値創出の方法論として有効なデザイン思考のアプローチを取り入れながら、DXの効果的な進め方について学ぶ。

演習では、組織のDX度合いを測定するチェックリストやデザイン思考のアプローチおよびDX化に成功した実事例と失敗例などを参考に、具体的な業務やサービスからデジタル化により価値が高まる箇所を見極めるトレーニングを行うとのことだ。

IoT・AI導入
【e講義動画】ケーススタディで学ぶIoT・AI導入の考慮点

IoTやAIを使ったプロダクトや仕組みを作る際に必要となる要素技術選定の視点や、類似サービスとも比較しつつ、IoTやAIを使う上での技術的な検討事項や考慮点について学習する。

AI・自然言語処理
【オンデマンド実習】自然言語処理入門~アンケート分析で学ぶ~

自然言語処理とは何か、構成する基本技術について図等を用いて概要を解説する。

アンケート分析を演習題材に、使用機能の選択やパラメタ設定などはUIを用いて行なうため、プログラミング経験のない人も受講可能。コーパスや形態素解析などAIで日本語を扱う仕組みから、情報抽出やテキストマイニングなどの文書分析機能なども学習するという。

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