京浜急行電鉄は、2020年12月9日に発表した「京急の年末年始特別ダイヤ」について、1都3県知事からの共同要請および国からの要請を踏まえるとともに、新型コロナウイルス感染症拡大の状況に鑑み、2020年12月31日から2021年1月1日にかけて計画していた「終夜運転」を取り止めることにしたと発表した。

また、元旦早朝に増発を計画していた特急列車(5:00品川発予定の1本)についても運転を中止するとのことだ。

なお、同様に発表している年末年始の運行ダイヤについて、2020年12月30日から2021年1月3日まで土休日ダイヤで運行、2021年1月1日より1月17日まで(1月12日から15日を除く)大師線は臨時ダイヤで運転、ならびに京浜急行バス(以下、京急バス)の計画に変更はないとしている。

同社は「ご利用のお客さまにはご不便をおかけして申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」とコメント。

具体的な年末年始ダイヤについては以下。

2020年12月30日から2021年1月3日まで、「土休日ダイヤ」にて運転し、期間中「ウィング・シート」は休止。

大師線の臨時ダイヤについて

2021年1月1日から川崎大師へ参詣、参拝する人のために「臨時ダイヤ」で運転し、列車を通常時よりも増発。(日中6分間隔運転)

その他、今年度は、大晦日における終列車の繰り下げおよび元旦における始発列車の繰り上げは実施しないとのこと。大晦日は休日ダイヤ、元旦は土曜ダイヤ(大師線は臨時ダイヤ)にて運行となる。

また、京急バスでは、新型コロナウイルスの影響に伴い、一部系統および路線の全便運休、一部便の運休による運行回数の減回などを実施。

羽田空港~山下公園・みなとみらい地区・赤レンガ倉庫線の空港バスは、2020年12月30日から2021年1月3日の期間は土曜・日曜・祝日ダイヤにて運行、成田空港~横浜駅(YCAT)・みなとみらい地区線に関しては、2021年1月1日、一部区間(横浜ロイヤルパークホテル~横浜ベイホテル東急間)を運休するとのことだ。