ユニクロは、全国の児童養護施設や、経済的に困難な状況にある子どもの支援拠点、難病児支援施設など計369施設を対象に、「エアリズムマスク」約10万点とアウターなどの冬物衣料2,640点を寄贈することを発表した。
これに先立って17日、ユニクロのグローバルブランドアンバサダーでプロテニスプレーヤーの錦織圭選手が都内の児童養護施設をサプライズ訪問したという。
施設で生活する子どもたちと職員に「エアリズムマスク」と冬物衣料を届けたとのことだ。
錦織選手は、施設代表者にプレゼントの入った箱を手渡した後、子どもたちからの質問に答え、最後は「エアリズムマスク」のデコレーションワークショップを子どもたちと一緒に楽しんだとしている。
同社は、今回の寄贈は新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続く中、経済的事情などによりマスクや衣料といった生活必需品を必要とする子どもたち、および感染リスクの高い難病児への支援を目的として実施するものだと述べている。
支援物資は、日本財団が展開する「子どもサポートプロジェクト」の「第三の居場所」事業と「難病の子どもと家族を支えるプログラム」事業および、児童養護施設を支援する一般財団法人みらいこども財団を通じて、全国の施設に届けられる。
ユニクロは、今後も服のビジネスを通じて、社会的、経済的に困難な状況に置かれた子どもたちへの支援に取り組んでいく方針を示している。