SBクリエイティブは、「紀伊國屋書店 新宿本店」に、「密回避サイネージ」を12月9日から提供を開始したと発表した。
「密回避サイネージ」は、画像認識AIソフトウエアでモニタリングしたレジの混雑状況をサイネージに表示させ、空いているフロアのレジに顧客を誘導することができるという。
また、「密回避サイネージ」のコンテンツ内に広告スペースを設け、新刊やベストセラー書籍の告知、季節商品のPRなど、書店の販売促進につながるタイムリーな情報を表示させることも可能。
さらに、画像認識AIソフトウエアで認識した混雑状況の数値データはクラウド経由でサーバーに蓄積され、顧客行動分析を行うことができるとのことだ。
混雑する曜日や時間帯などを把握することで、レジ前の効率的な導線を考慮したレイアウト変更など、顧客サービスの向上を目指した検討にも役立つとしている。
同社は今後、「密回避サイネージ」の導入をスーパーマーケット、ドラックストア、コンビニエンスストアなどさまざまなリテール店舗のほか、病院、役所、オフィスなどへも拡大していく計画であるとのことだ。