NTTデータは、北米子会社であるNTT DATA Servicesを通じて、Snowflake等のクラウド型のデータプラットフォームに関する専門的な知見をもとに、顧客のデータ・アナリティクスの活用を支援する米国のHashmap, Inc.(以下:Hashmap)を買収することで合意したと発表した。
NTTデータは買収を通じて、北米分野で戦略的に取り組んでいるクラウド、アナリティクス、自動化およびセキュリティといったデジタル対応力の強化をさらに推進し、北米およびグローバルでの、顧客のデジタルトランスフォーメーションの推進に貢献していくとしている。
Hashmapは、Snowflake等のクラウド型のデータプラットフォームに関する専門的な知見をもとに、お客さまによるデータ・アナリティクスの活用等を支援している。
同社は、Snowflake社の「Premier Partner」として認定されていることに加えて、複数のクラウド型のデータ関連ソリューション企業とのパートナーシップを有しており、NTTデータの既存のリレーションとあわせて、グローバルでのパートナー連携をさらに強化することが可能となる。
買収は、これまでの北米でのデジタル強化を目的とした買収であったFlux7およびAcorioに加えて、クラウド上でのデータ・アナリティクスの観点から、デジタル対応力をさらに強化するものだという。
- 2019年12月に買収したFlux7は、AWS Premier Consulting Partnerであり、顧客がクラウドに移行した後の効果的なデータ活用についてもサポートすることが可能になる。
- 2020年10月に買収したAcorioは、ServiceNow Elite Partnerであり、顧客のワークフローベースでのデジタル化の支援に加えて、クラウド上でのデータ活用についても支援することが可能となる。
NTT DATA Services, Chief Digital OfficerのEric Clarkは、以下のように述べている。
「お客さまは、クラウド上でのデータを有効活用するため、最新のプラットフォームへの移行を急速に進めています。
同領域において専門的な知見を有するHashmapをNTTデータグループの一員に迎えることで、お客さまによる最先端のテクノロジー活用を一層サポートできることを嬉しく思います。」