グリーンカード、沖縄の小学生サッカークラブのクラウドファンディングを全面サポート 沖縄サッカーの抱える課題を解決

2020年12月15日~2021年1月13日まで、FCヴォルティーダ沖縄ジュニアが九州大会への渡航費用、コロナリスク回避のための諸費用のためのクラウドファンディングを実施すると発表した。

全国発信に際し、グリーンカードが全面サポートするとのことだ。

沖縄サッカーの抱える課題解決のために、問題を全国に発信し、「アマチュアスポーツがあたりまえに支援される社会」をグリーンカードは目指すとしている。

アマチュアスポーツには環境面で大きな地域格差があるという。地域による格差はスポーツ振興の妨げになっており、同社は、日本全国どこにいても、子どもたちがその土地でスポーツを楽しめるような世の中を目指し、さまざまなサポートを行っている。

また、沖縄のサッカー少年たちは、県外の強豪チームと試合をするにも、九州大会に出場するにも、必ず飛行機代と宿泊費を必要とする。県内に4種チームは140程度しかなく、強い相手との経験値を増やしたいと思っても、九州へ渡らなければいけないとのことだ。

沖縄県では寄付文化が根付いており、ジュニアユースの大会会場では、中学生自らが募金箱をもって観客席を回り、支援を募っており、小学生年代でも、九州大会出場、全国大会に出場するとき、チームがまずやることは募金箱を作ることであるという。

今回、クラウドファンディングを実施にあたって、選手たちは以下のようにコメントしている。

九州大会にはどんなチームがいるか、どんな上手な選手がいるか、自分がどれだけ通用するのか、楽しみです」(6年生キャプテン)

僕はトラップ、コントロールが悪かったから、パス&コントロールに取り組んで頑張ってきました」(6年生DF)

僕は、得点を取るために特にシュートの練習をしてきました」(6年生MF)

クラウドファンディング詳細は以下。

実施期間:2020年12月15日10時から2021年1月13日23時まで
支援希望金額:40万円
支援金額の用途:
●九州大会に出場する際の宿泊費、渡航費の一部
●練習試合、強化のためのカップ戦に参加する際、沖縄県内で移動する際の交通費
●移動の際の感染リスクを下げるため、子どもたち全員にこまめにマスクを取り換える費用、ひとりひとりに配るアルコールジェル、ふき取り用の除菌ティッシュやスプレーなどの装備にかかる費用

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