富士通、SaaS型運行管理システムに店着管理オプションを追加

富士通 Fujitsu

富士通は、「SaaS型運行管理システム Logifit TM-NexTR(ロジフィット ティーエム ネクストラ)」に、車両の位置情報を利用して乗務員の作業実績を自動で記録する店着管理オプションを開発しており、2021年4月から提供を開始予定と発表した。

このオプションは、ルート配送を行う業者を対象としており、作業実績を自動記録することで乗務員の操作による作業記録が不要となり、乗務員の負荷軽減や作業の見える化が可能になるという。

特徴は以下のとおり。

  1. 自動作業記録
    車両の位置情報(緯度・経度)や状態(走行中・停車中)を利用することで乗務員の作業を特定し、自動で作業記録が可能となる。
  2. 乗務員の負荷軽減
    乗務員の操作による作業記録が不要となり、乗務員の作業効率化や負荷軽減を図ることができる。
  3. 作業の見える化
    Logifit TM-NexTR標準の運行管理機能と配送実績により、配送状況や乗務員の作業状況の詳細をリアルタイムで把握でき、乗務員の作業の見える化を実現する。

同社は、配送や営業の効率改善や経費削減など、さまざまな課題を総合的に解決するSaaS型運行管理システムを提供している。

現在、作業の記録は、乗務員が伝票へ手書きしたりスマートフォンを利用して入力して記録していることから、乗務員の負荷や作業の見える化が課題となっている。

その解決策として、同社は、車両に搭載したデジタコ(ドライブレコーダー機能内蔵型)からの位置情報を利用して乗務員の作業を特定し、自動で作業を記録することで乗務員の負荷軽減や作業の見える化を図る同オプションを提供するとのことだ。

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