ベトナム日本通運(以下、ベトナム日通)は、11月13日を発効日として、アマタ・ロジスティクス・センターにおいて、医薬品の適正な流通基準であるGDP(Good Distribution Practice)の航空・海運貨物フォワーディング、道路輸送および倉庫サービスに関して、認証を取得したと発表した。

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(アマタ・ロジスティクス・センター外観)

人口約1億人のベトナムは近年、国内総生産(GDP)の年成長率が6~7%増で推移しており、医薬品市場も高い成長率を示している。

急速な経済成長に加え、医療保険の拡大や国民の高い健康志向により市場は拡大しており、EVFTA(EU・ベトナム自由貿易協定)批准によってベトナム国内需要のみならずジェネリック薬品の製造、輸出も活発化することが見込まれる。

ベトナム日通では、今回のGDP認証取得により、増加が見込まれる欧州からの医薬品輸入や日系医薬品メーカーによる事業展開に対応するとともに、既にGDP認証取得しているグループ各社と連携して、グローバルにサービスを展開していくとのことだ。

同社は、国内外で高まるお客様のニーズに応えるため、さらなるサービスの拡充を図り、医薬品産業の取り組みを強化してくとしている。