AMPは読者に対し、「ウェルビーイング」に関するアンケートを実施。

2020年は、新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、日本でも緊急事態宣言や外出自粛要請が政府より発令された。

このコロナ禍の在宅時間によって自身の生活や身の回りを見直す機会も増え、改めて身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する「ウェルビーイング」を意識する機会も増えたのではないだろうか。

今回、AMPは、この「ウェルビーイング」に関するアンケートを実施。今回はその結果を報告する。

半数以上が「ウェルビーイング」とは、心も体も健康な暮らしのことであると回答

Q.あなたにとってのウェルビーイングとはなんですか?

AMP読者の中(対象:298人)の中で、56.4%の人が、ウェルビーイングとは「心も体も健康な暮らし」であると回答。次いで、「精神的にも経済的にも自立している暮らし」が16.1%、「アートや文化を愛する暮らし」が7%となった。

コロナ前と現在、6割の人が日々の習慣に変化あり

Q.コロナ前と現在ではウェルビーイングのための習慣に変化はありましたか?

コロナ前と現在で、運動や食生活、就寝/起床時間など日々の習慣が「大きく変化した」と回答した人は30%、また、「いずれかだけなど、少しの変化があった」と回答した人は32.4%という結果に。

特に何も変わっていない人は30%、変えようと試みたが習慣化できなかった人が7.6%いることがわかった。

約半数がウェルビーイングのために運動を実施 食事も4割の人がバランスを考慮

Q.ウェルビーイングのために行なっていることで該当するものを選んでください(複数選択可)

ウェルビーイングのために行なっていることを聞いたところ、「有酸素運動、エクササイズや筋トレなどの運動」が半数近くの48.7%。

次いで、「栄養バランスを考慮した食事」を摂るようにしている人は40.3%、「公園や山などで自然と触れ合う」ようにしているのは32.8%となった。

3割の人が人に会う機会が減り、身だしなみに手を抜くように

Q.コロナ前と現在で、身だしなみに変化はありましたか?

コロナ禍での身だしなみについては、「人に会う機会が減ったので、全体的に前より手を抜くようになった」という回答が33.1%。次いで多かったのは、「特に変化はない」32.6%で、「マスクをすることに合わせた化粧や髭の処理になった」という回答は20.8%という結果に。

美意識が高まったという回答も8.1%となり、また、出かける回数が減ったことにより、時間をかけた身だしなみの準備をするようになった人も5.5%いることがわかった。

約4割の人が「客観的に見て清潔感があるかどうか」を重要視

Q.「身だしなみ」や「美」において最も重要視していることは以下のうちのどれですか?

AMP読者の39.4%は「身だしなみ」や「美」において、「客観的に見て清潔感があるかどうか」を最も重要視しているという。

次いで、「マナーやTPOをわきまえた格好かどうか」が27.1%、「自分が美しいと思うかどうか」23.7%という結果に。

今回の調査では、コロナ禍によって読者の生活は「ウェルビーイング」を意識した運動や食生活など日々の習慣に変化があったことが伺える。また、身だしなみに関しては、「手を抜くようになった人」、「特に変化がない人」が多いことがわかった。

今後もコロナ禍での人々の生活についても着目していきたい。