積水ハウスが設立・運営する「絹谷幸二 天空美術館」は、新しい芸術文化発信拠点として2016年12月に開館。

今回、4周年を迎え、特別展示「天空をいろどる いのちのつながり」を12月19日から2021年6月28日まで開催すると発表した。

絹谷幸二・絹谷香菜子『生命 輝く』

同展では、絹谷幸二氏と日本画家である二女・絹谷香菜子氏が、親子で描き上げた合作『生命輝く』のほか、人間の生きる智慧を説く『般若心経』をテーマとした、対となる『自画像・夢』『漆黒の自画像』を初出品。

(左)絹谷幸二『自画像・夢』/(右)絹谷幸二『漆黒の自画像』

新しい日常へ向かう今だからこそ、家族や親子、そして生命のつながりの大切さを見つめ直し、まばゆい色彩で力強く、生命への賛美を描いた絹谷作品が紡ぐ“いのちのつながり”を巡るとしている。

新登場の、画家とつながるVR(バーチャルリアリティ)体験も、併せて楽しめるとのことだ。

画家とつながるVR

絹谷幸二 天空美術館は、2016年12月、世界的に話題の「梅田スカイビル」内にオープンした最新型ミュージアム。

世界初となる絵の中に飛び込む大迫力の3D映像体験や、アフレスコはじめ絵画や彫刻の数々を展示し、絹谷ワールドを存分に楽しめる絹谷幸二氏初の単独美術館となっている。

12月19日には、43作品(3D映像作品含む)を公開中の予定とし、自由に絵を描いたりアフレスコ制作体験もできるワークショップスペース、快適空間のカフェなども併設。眺望も抜群な美術館であるとのことだ。

なお、同美術館では、来館者、スタッフなど、美術館を利用するすべての人の安全と安心のため、新型コロナウイルス感染防止に関する取り組みを行っているとしている。