良品計画は、12月11日より、無印良品40年を記念した企画「天下取っても二合半。」の特設WEBサイトを開設し、良品計画の社員が聞き手となり、地域の人々にインタビューした動画を配信することを発表した。

1980年に誕生した無印良品は、今年で40年を迎え、これに合わせて40周年記念インタビュー企画を実施する。

同企画は、店舗でのイベントからオンラインに場所を変え、メインタイトルを「天下取っても二合半。」と置いたインタビュー動画。

「天下取っても二合半」とは、「人はいくら偉くなっても二合半以上のお米は食べきれないのだから、欲張るのはやめましょう」という意味のことわざ。

この言葉の中には、無印良品の掲げる「『これがいい』ではなく『これでいい』」という思想が持つ理性的な満足感に近い性質があると考え、今回のメインタイトルにしたという。

同企画では、これまでに全国各地の無印良品で働く良品計画の社員が出会った、地域に根ざしたくらしを営む人々をゲストとして迎え、ゲスト本人の今に至るまでの経緯や、多角的な視点を交えながら、「無印良品との出会い、きっかけ、つながり」「無印良品10年後に期待すること」「無印良品は10年後もこうあってほしい、10年後にこうなってほしい」の共通テーマに沿って話を聞くとのことだ。

ゲストの目を通して浮かび上がる無印良品の「これでいい」の姿から、現代の簡潔で気持ちの良い生活について考えてていくとしている。

また、新型コロナウイルス感染症防止の観点から、店舗などのイベント会場ではなく特設WEBサイトでの動画配信を行い、12月11日は10件の動画から公開。

それ以降も随時新しい動画を追加していくという。

最新情報は、無印良品の無料アプリ「MUJI passport」で配信する店舗からの「おたより」や、SNSを通じて知らせるとしている。