LINEリサーチは、メールや電話での連絡、オンライン帰省など、年末年始の人々の帰省予定を調査し、その結果を発表した。

年末年始に「実家に行く・滞在する予定」の人は48%

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年末年始の帰省予定/方法を調査したところ、全体で5割弱の人が「実家に行く・滞在する予定」という回答に。

年代別では、30~40代で「実家に行く・滞在する予定」の割合が高く、10代が低い結果となった。

子育て世代が多いこの世代は、実際に孫の顔を実家の親に見せてあげたいという人が多い傾向にあるとしている。

「両親が孫に会いたい、子どもたちもおじいちゃんおばあちゃんに会いたいと言うので」(女性・42歳)という声もあった。

10~30代では「LINEでメッセージを送る予定」の割合が高く、「電話(音声だけの通話)をする予定」が低い傾向があった。

この年代はふだんから使い慣れているためか、電話よりもLINEのメッセージで連絡をする人が多いことが伺える。

 ビデオ通話は30代で割合が高い傾向があり、30代女性では1割を超えている。

30代の世代の子どもはまだ小さいことも多く、実際に今年は会いには行けなくても、孫や家族の顔をビデオでも届けたい、という様子がうかがえるとのことだ。

さらに「連絡すると思うが、まだ方法は決めてない」という人も1割強。帰省予定の人も、新型コロナウイルスの感染拡大の状況次第では帰省しないという人もおり、状況に応じて決めるという人もいるのかもしれないとしている。

滞在・電話・LINE・年賀状など、理由も方法も人それぞれ

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新型コロナウィルスの影響で長いあいだ実家に帰省できていないこともあるためか、年末年始には帰省したいと思っている人は多い結果に。

しかし、感染拡大の状況からリスクが少ない方法を選ぶ人もいることが伺える。

帰省をやめてビデオ通話をするといった人の声や、帰省するつもりだけれど状況次第では予定を変更するという人の声も。

また、家族の中に医療従事者や飲食店関係者などがいる場合は直接会うのを避け、電話やLINEで連絡を取り合うという人の声もあった。

帰省ができなくても、電話やLINE、ビデオ通話などの便利なツールを活用して、帰省方法を工夫している様子がうかがえるという。

10~20代は、成人式を控えている人や一人暮らしを始めたばかりの人、社会人一年目など環境が変わった人など、久々に実家に帰って直接家族に近況報告をしたいと思っている人も。

【調査について】

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb
調査調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女
実施時期:2020年11月19日~23日
有効回収数:5252サンプル 性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
出典:LINEリサーチ