2011年の創業当初より先駆的にD2Cを採用し、米国・日本・欧州を中心にデジタル関連製品でトップクラスの販売実績を誇るAnkerグループの日本法人、アンカー・ジャパンは、2020年12月10日に石川県能美市と「災害時における物資供給に関する協定」を締結したことを発表した。

市内の主要な避難所に特別災害対策セット「Anker PowerBag」およびポータブル電源「Anker PowerHouse」を提供・配備し、災害時の電源確保や携帯端末の充電をサポートしていくとのことだ。

アンカー・ジャパンと地方自治体との防災に係る協定締結は、福岡市・川崎市・川西市・陸前高田市・長岡京市・茅ヶ崎市に続いて全国7例目で、北陸地方の地方自治体では初めてとなるとしている。

海と山に囲まれ、風光明媚な土地柄として知られる能美市は、その自然の豊かさ故に水害や土砂災害等の被害を受けやすく、大きな自然災害が発生した際に孤立した集落の電源確保や充電環境の整備を促進したいという声から同協定が実現。

同取り組みにおいてアンカー・ジャパンは、モバイルバッテリー・ソーラーチャージャー・急速充電器・ケーブルを同梱した特別災害対策セット「Anker PowerBag」およびAC電源/シガーソケット/USBの3種類の出力ポートを搭載し、120,600mAhの超大容量バッテリーを備えたポータブル電源「Anker PowerHouse」の提供を通じて、能美市内35か所の避難所・庁舎の充電環境整備をサポートすると共に、有事の際には優先的に充電関連製品を届けるとしている。

特別災害対策セット「Anker PowerBag」は以下。

オリジナルの防水バックにモバイルバッテリー・折り畳み式のソーラーチャージャー・急速充電器・Lightning / Micro USB / USB Type-Cの3種類の端子が1本にまとまった3-in-1ケーブルが同梱。

連絡や情報の発信・収集に欠かせないスマートフォンをはじめ、幅広いUSB機器を充電することができる。

また防水バッグは5Lの容量があり、水や手袋等の他の災害対策アイテムも一緒に入れて持ち運ぶことができるとしている。

ポータブル電源「Anker PowerHouse」は、120,600mAhの超大容量バッテリーと3種類の出力方法(12Vシガーソケット/ACコンセント/USBポート×4)を備えており、同製品一台でスマートフォンからノートPC、ミニ冷蔵庫のような小型の家電まで、幅広い機器に電力を供給することができる。

特別災害対策セット「Anker PowerBag」に同梱されているソーラーチャージャー「Anker PowerPort Solar 60」で本体充電が可能なため、長期間の使用でも安心としている。