Uber、日の丸交通とタクシー配車サービスにおける業務提携を締結 21年1月には2,000台が利用可能に

Uberと日の丸交通は、タクシー配車サービスにおける業務提携を締結したと発表した。

この提携に伴い、東京都内で日の丸交通(グループ会社含む)のタクシーを、Uberアプリを通じて利用できるようになったとのことだ。

Uber Taxiは現在、東京都内では千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区、目黒区、品川区、世田谷区の一部(環七通りの内側)、豊洲・お台場エリアで利用可能で、さらに拡大予定であるという。

今回の提携により、東京でのUber Taxiのタクシーの台数は1,200台増え、2021年1月以降は計約2,000台が利用可能となるとしている。

創業から70年の歴史をもつ日の丸自動車グループの中核をなす日の丸交通は、乗客のニーズに対応した安心・安全・快適なサービスは高い評価を得ており、日本を代表するタクシー会社としてタクシー業界を牽引してきた。

Uber Japanモビリティ事業ゼネラルマネージャーの山中志郎氏は、次のようにコメントしている。

Uberはお客様に安全で快適な移動を提供することをミッションとしています。日本においてタクシーは重要な社会インフラであり、Uberは違法なライドシェアに反対する立場として、タクシー会社様と共にタクシー業界の発展に貢献してまいります。日本を代表するタクシー会社である日の丸交通様と一緒にUberTaxiサービスを提供できることを、大変嬉しく思います。

また、日の丸交通の富田和孝代表取締役社長は以下のようにコメントしている。

「日の丸交通はUber様とともにUberTaxiを東京23区(および武蔵野市・三鷹市)全域でご利用頂けるよう、お客様の安全と更なる利便に貢献してまいります。お客様にはタクシーサービスがここまで便利になったとご評価いただけるように様々な提案をしてまいります。東京、そして日本のタクシーサービスの素晴らしさを再評価いただき、お客様に「ライドシェアは必要ない」と言っていただけるようUber様と力を合わせてまいります。再び、大勢の訪日外国人が東京を訪れ、UberTaxiをご利用頂ける日を待ち望んでおります。」

Uberと日の丸交通は、違法なライドシェアに反対することで合意し業務提携を締結。

最新のテクノロジーで利用者の利便性を向上させ、日本のタクシー・ハイヤー業界の発展に共に貢献していくとしている。

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