ローソンは、余剰食品をこども宅食応援団を通じて、全国の食品の支援を必要としている家庭に寄贈する取り組みを実施すると発表した。

今回の取り組みは、SDGsの「食品ロス削減・子供の貧困などの社会的課題解決への寄与」を目的に、従来は物流センターにおいて廃棄しなければならなかった「店舗への納品期限を迎えてしまった商品(賞味期限は残っている商品)」などが対象となっている。

今回は、ローソンのプライベートブランド(親子丼の素、みそ汁、ビーフカレー)約5,500個のほか、オリジナルグッズ(ポンタぬいぐるみ、鉛筆セット、貯金箱など)約13,000個を、12月10日から東京、佐賀、熊本、新潟、宮崎、京都など、こども宅食応援団が連携する全国25団体へ寄贈する。

取り組みは、ローソンがこども宅食応援団と12月7日に「寄贈品に関する合意書」を締結したことにより実現。ローソンが寄贈した食品は、こども宅食応援団を通して対象の家庭に提供されるとのことだ。

ローソンでは、これまでにも「文京区こども宅食」や「一般社団法人全国フードバンク推進協議会」を通じて余剰食材の寄付を実施していたが、こども宅食応援団との取組みは今回が初めてとなる。

今後も継続的にこども宅食応援団を通じて、全国各地の支援を必要としている家庭に向けて食品などの寄贈を実施していくとのことだ。