ドキュサイン・ジャパンは、三菱商事が、本店・国内拠点を対象にドキュサインの電子署名を導入したことを発表した。
これにより、三菱商事は各取引先との取引において電子署名システムとしてドキュサインを利用することができ、企業対企業(B2B)取引の契約プロセスをデジタル化・ペーパレス化することが可能になるという。
三菱商事は場所や時間を限定しない新しい働き方を実現できるオフィス環境の整備を進めており、その施策の一つとしてペーパレス化を推進。
従来の契約・合意プロセスでは、オフィスへの出社が必要となる場面もあったが、ドキュサインの導入により契約・合意プロセスをドキュサインの高いセキュリティにより安全にエンドツーエンドでデジタル化し、場所や時間に関わらず実現できる環境を整備したとのことだ。
三菱商事が導入するドキュサインの電子署名ソリューション「DocuSign eSignature」は、全世界で82万以上の企業が導入し、数億人が利用する電子署名。
同ソリューションは、組織や企業の合意・契約・稟議プロセスのデジタル化や、契約ライフサイクル管理(CLM)などを実現するスイート製品「DocuSign Agreement Cloud」の一つとして提供されている。
同製品の導入にあたり、電子署名ができる環境を整備するために三菱商事は電子署名や文書保存の社内規程を新たに作成・改訂し、既に利用しているクラウドストレージサービスと組み合わせることで、ペーパレス化の促進だけでなく、ビジネスのスピードアップと業務プロセスの効率化、コスト削減の実現を目指しているという。
また、三菱商事では今回の導入をきっかけに海外拠点・国内外子会社への展開も検討するとしている。