アシックスは、チームで参加できるバーチャル駅伝レース「ASICS World Ekiden 2020(アシックスワールドエキデン2020)」を、11月11日から22日までの期間で開催した。

「ASICS World Ekiden 2020」は、現在の制限の多い環境下でも、仲間と同じ目標をもってランニングやウォーキングをより楽しく前向きに取り組めるように、との思いから企画した駅伝形式のリレーマラソン。

今回、179か国以上、13,602チーム、56,007人とバーチャルレース史上最多となる、多くの人が参加申込をしたという。

参加者の走行時間は合計27,000時間以上で、総距離は地球6周以上に相当する277,045 kmとなっている。

レースを完了したすべてのチームは、レース登録プラットフォーム「Race Roster(レースロースター)」でメンバー各自の走行距離やタイムなどが表示され、学生、企業チーム、ランニングクラブなど同一カテゴリーの他チームと比較することもできる。

参加者からは「人が集まって開催するのが難しい中、オンラインで結果を共有することができて離れた仲間ともつながれる楽しさがあった」、「ひとりで走っても駅伝ならではの仲間からの良いプレッシャーで自然とやる気が出た」、「離れた場所でも結果を共有できて、同じレースに出ている感覚を味わえた」といった感想が上がったとのことだ。

アシックスは、今回の「ASICS World Ekiden 2020」のほか、アプリやレース中のコンテンツ提供を通して、世界各地で開催されているバーチャルレースの運営をサポートしている。

また、世界中のランナーがつながり、継続的なエクササイズをサポートする「#RunToFeel」キャンペーンを展開し、フィットネス・トラッキング・アプリ「ASICS Runkeeper(アシックス ランキーパー)」で制限の多い環境下でも目標を持ちながら楽しくランニングができるチャレンジ企画を順次展開しているという。

今後も、走ることへのモチベーションと人々とのつながりを創出するデジタルコンテンツを充実させ、ランナーの心身の健康に貢献していくとのことだ。