スペースキーは、自社で運営するキャンプ場検索・予約サイト「なっぷ」会員を対象に、「冬キャンプ」に関する調査を実施し、その結果を発表した。

キャンパーの4人に1人が毎年冬キャンプを実施

「毎年冬キャンプに行っている」と回答したのは26.9%と、キャンパーの4人に1人が冬にもキャンプを行っていることがわかった。その実施率は、キャンプ頻度に比例しているという。

また、「行った事はないが行きたいと思っている」と回答したのは51.4%と、キャンパーの約半数が今後の冬キャンプに対して意欲的であることがわかった。

ファミリーキャンプがメイン。約4割が月1回以上のペース

「毎年冬キャンプに行っている」と回答した人に対し、最も頻度高く冬キャンプをするメンバーを聞いたところ、最も多かったのが「ファミリー」の55.6%。

また、昨年の冬シーズン(2019年12月~2020年2月)のキャンプ実施回数を聞いたところ、「3回以上」と回答した人が43.8%と、冬でも月1回以上のペースでキャンプを行っていることがわかった。

今後の冬キャンプの継続についても、「あり」が99.6%と、非常に高い継続意向が見られた。

冬キャンプのメリットは、「虫がいない」

冬キャンプをする理由を聞いたところ、「虫がいない」「空いている」といった、夏にマイナスとなる要因がないことへの声が多く挙がった。

「毎年冬キャンプに行っている」と回答した人に対し、冬キャンプでの一番の楽しみについて聞いたところ、「焚き火やストーブ」が67.7%と最も多く、次いで「鍋や温かい料理」20.7%という結果に。

また、冬キャンプに「行った事はないが、行きたいと思っている」と回答した人に対し、冬キャンプでやってみたいことについて聞いたところ、「焚き火やストーブ」が47.9%と最も多く、次いで「鍋や温かい料理」19.9%という結果で、実際に冬キャンプを行っている人が楽しんでいることと同様となった。

冬キャンプの課題は「道具の準備」と「寒さ対策」

冬キャンプに「行った事はないが、行きたいと思っている」と回答した人に対し、冬キャンプに行かない理由を聞いたところ、最も多かったのは「冬用のギア(シュラフ・ストーブなど)が高価で手が出しにくい」の50.5%。

冬キャンプを始めるにあたっては、冬用のギアの購入・準備といった「道具面」の課題、そして寒さ対策・適したキャンプ場がわからないといった「情報面」の課題があることが明らかとなった。

<調査概要>
調査対象:キャンプ場検索・予約サイト「なっぷ」会員のうち、一都三県の在住者(居住地別セグメント配信したメールマガジンにて依頼)
サンプル:1,959人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年10月4日~10月9日

<参照元>
スペースキー『冬キャンプに関する調査