ミクシィ、エンタメファンドを設立 業界のDXを投資を通じて推進

ミクシィは、エンターテインメント業界におけるデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)を、投資活動を通じて推進するファンド「ミクシィエンターテインメントファンド1号投資事業有限責任組合」の設立が完了したことを発表した。

同ファンドはライブエンターテインメントの分野でDXを進めるスタートアップ企業などを投資対象としており、同社は今後、同分野に対して、同ファンドを含め最大100億円規模の投資を予定しているという。

また今回、同ファンドの第一号案件として、アバターテクノロジー企業のGenies, Inc.の第三者割当増資を引き受けたとのことだ。

Genies, Inc.は今回の増資により、エンジニア、デザイナー、営業・管理部門の人員拡大、および各種プロモーション施策を強化し、3Dアバターユーザーの獲得を加速させるという。

Geniesは、世界最大のアバターテクノロジー企業であり、プラットフォームを超えて使用できるデジタルアイデンティティの創造を推進している。

Geniesは国際的に有名なアバター広告代理店業とソフトウェア開発キット(SDK)の開発を通じて、社会や文化の中でアバターを迅速に普及させるための基盤を構築している。

現在までに、この技術をグッチ、フリトレー、GIPHY、リアーナ、ショーン・メンデス、ジェニファー・ロペス、ジャスティン・ビーバーなど多くの企業やタレントが採用しているという。

また、安室奈美恵、ダニエル・ウー、MIYAVIなどの著名人とのコラボレーションなど、1年間のアジアでの実績を経て、Genies は東京をアジアの本社とすることを決定しました。3Dアバターやデジタルグッズにより、人々の可能性を広げていくことを目指しているとのことだ。

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