IDOMは、2019年9月より一般ユーザー向けに公開していたクルマのAI資産査定「Gulliver AUTO」(以下、ガリバーオート)について、法人向けサービス「Gulliver AUTO ビジネスソリューション(以下、同サービス)」の提供を2020年12月1日より開始したと発表した。

「Gulliver AUTO」は、クルマの査定から売却までの過程をユーザー自身が能動的に進められるよう、様々なサポートを備えるサービスとして、新しいカタチの査定体験を提供している。

クルマの資産査定額をチェックしたい一般ユーザーに向けたスマートフォンアプリとして、「近くに専門店がない」、「査定時のセカンドオピニオンとして」といった理由で多くのユーザーが活用しており、サービス品質の継続的な改善と向上を図っているという。

一方で、独自に開発したAI資産査定技術「AUTO査定」や「チャット相談」等の機能的汎用性を活かし、「カーライフ」にまつわる様々な企業を通じた利用が広がっており、連携企業に応じたカスタマイズ性の強化や柔軟な開発体制の構築を推進してきた。

このような背景のもと、クルマの査定時における検討度合いを問わない多様な価値を展開することを目的に「Gulliver AUTO ビジネスソリューション」の提供を開始したとのことだ。

パナソニックグループの従業員向け福利厚生サービスでは、インターネットで契約内容を照会できる「わたしの保険手帳」は、様々な保険商品を取り扱う他に、ディーラーやオートローンなどクルマの購入面をサポートしている中で、さらなるメニューの充実および利便性の向上を目的に、クルマの資産査定や売却をサポートする機能として、同サービスと連携したとのことだ。

「Gulliver AUTO」は、クルマのAI資産査定技術として、“クルマの査定”を起点とした様々な企業との連携を実現しながら、サービスの拡大を目指していくとしている。