無印、「陽の家」を貸別荘としてオープンへ 12月中旬から法人向けに

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「無印良品の家」を展開するMUJI HOUSEは、法人向け「無印良品の家」受注事業の第一弾として、藤和那須リゾートから「陽の家」2棟を受注、同社が運営する那須地域最大の別荘地「那須ハイランドリゾート」内に建設を完了し、12月中旬より貸別荘としてオープンすることを発表した。

無印良品「陽の家」は、耐震性や断熱性など住宅に求められる本質的な性能を追求しつつ、庭とつながる全開口サッシや、木質感を大切にしたインテリア・エクステリアデザインを採用。

2棟とも通常は開放的な1室空間でありながら、大きな引き込み戸により2ベッドルームを確保できる間取りを採用しており、最大6名までの宿泊が可能。

1棟については、広大なウッドデッキに浴槽を埋め込んでおり、森林浴を楽しみながら天然温泉(予定)でくつろげる設えになっているとのことだ。

また、平家ならではのフラットな空間を、間仕切り壁のない1室空間とすることで、ミニマルなつくりながら、開放的かつ暮らしのかたちに合わせて間取りを編集でき、多様化する暮らしのかたちに対応しやすい家として開発したという。

MUJI HOUSEでは、この「陽の家」を通じて、IT技術の進化と新しい働き方の促進により、今までの通勤を優先した都心部に住むという常識にとらわれずに、あえて少し離れた郊外で海や緑の自然を「日常」とする新しいくらしの選択肢の可能性を提唱している。

今回藤和那須リゾートは、同社運営の別荘地「那須ハイランドリゾート」での保養やワーケーションに「陽の家」が適していると判断し、同地で好調な貸別荘事業のラインナップに加える運びになったとのことだ。

すでに御殿場や軽井沢などの、従来は建設エリア外となる地域でも、さまざまな新しい暮らしのかたち(ニューノーマル)に対応できる専用住宅用途以外の「無印良品の家」の提案を進めており、今後も、「陽の家」を中心に、さまざまな地域、用途に柔軟に対応しながら法人事業を展開していく予定を示している。

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