CCCマーケティング、「Go To Eatキャンペーン」の影響調査 外食全体では利用者が1割増加

CCCマーケティングは、家計簿アプリ「レシーカ」を利用する全国5万人のデータをもとにした、生活者向けコラム「レシーカが調査!毎月のショッピング利用状況」の11月度として「10月から始まった「Go To Eatキャンペーン」の影響調査!」を配信したと発表した。

コラムはTサイト特設ページ、または「レシーカ」アプリから見ることができるとしている。

「レシーカ」は、普段の買物レシートを撮影・登録するだけで、Tポイントが貯まる家計簿アプリ。

同コラムでは、全国5万人のサービス利用者が「レシーカ」にて登録した購買情報をもとに、業種を横断した幅広い商材について、購買者の性年代別や地域別での分析、各種小売店の時間帯別の混雑状況などをコラムとして月次で配信している。

コロナ禍による三密を避けるニューノーマルな日常が続く中、10月から始まった「Go To Eatキャンペーン」。

SNSでは「たくさん使った!」という人もいれば、「結局1回もいかなかった」という人の声も散見されている。今回、Go To Eatキャンペーンがはじまり、外食業態にはどのような変化があったのか、9月から10月にかけての外食業態の利用状況を調査したとのことだ。

まずは、9月から10月にかけての外食業態の利用者について確認したところ、10月は利用者数が111%と上昇していることがわかった。

また、1人あたりのレシート数、金額も9月から10月で、いずれも106%と上昇していることが明らかになったという。

なお、10月からスタートした「Go To Eatキャンペーン」であるが、家計簿アプリ「レシーカ」のユーザーの利用状況からも1割ほど外食の利用が増えていることがわかったという。

さらに、複数回利用の上昇も見受けられ、「Go To Eatキャンペーン」が外食業態の活性化に、一定の影響を及ぼしていたとのことだ。

また、10月の外食業態の利用について、料理ジャンル別に分析したところ、9月から10月にかけて最も上昇しているのは、居酒屋(前月比で164%)に。

そのほかにも、焼肉(141%)、寿司(113%)などのジャンルも、前月からの上昇が大きいことが伺えるという(客単価1,000円以下は除外)。

コロナ禍での会食や飲み会については依然として制限があるが、「Go To Eatキャンペーン」をきっかけに、ニューノーマルでの飲み会を楽しんだ人も多かったのかもしれないと同社は推測。

あわせて、お得に外食が楽しめるという事もあってか、「焼き肉」や「寿司」など、少し価格帯の高い食事を楽しんだ人も多かったようである。

さらに、前月比が最も高かった居酒屋について、どの性年代がよく利用されるようになったのかを調査。

その結果、1位は20代男性(163%)、2位は30代女性(115%)、そして3位は20代女性(114%)という結果に。

ネットからの予約のみ(電話予約は対象外)という事もあってか、若い世代の利用が多かったようで、コロナ禍で外食を敬遠していた人も、「Go To Eatキャンペーン」をきっかけに、気の知れた仲間との時間を過ごしたことが伺える結果となった。

CCCマーケティングは、今後も楽しく安心できる買い物体験につながるサービスを拡大することで、生活者への体験価値向上を図りながら、ライフスタイル提案を行っていくとしている。

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