サイバーエージェントはインターネット広告事業において、スマートフォン広告主向けにTwitter広告の運用における独自のリアルタイムビッティングツール「Twitter Bid Optimizer(ツイッター ビッド オプティマイザー)」を開発し、提供を開始したと発表した。
Twitter広告において、アプリインストール向け以外の入札は手動で調整を行う必要があり、リアルタイム性や精度はオペレーション体制や人的リソースに依存するという課題があったとのことだ。
このような課題の解決を目的に、今回開発・提供を開始したツール「Twitter Bid Optimizer」は、独自のアルゴリズムによるリアルタイムビッティング機能を搭載し、設定した目標獲得単価に応じて入札をリアルタイムに自動で調整することが可能になるという。
これにより、天候の変化などの外部要因やTwitter上での会話増など、突発的に起こる不規則な効果変動時にも、タイミングを逃すことなく自動で入札調整を行うことができ、より最適で効果の高い配信を実現することができるとしている。
【Twitter Bid Optimizerの主な特徴と導入メリット】
- リアルタイムビッティング機能により、天候の変化やTwitter上での会話増など、突発的かつ不規則な効果変動にも自動で入札調整
Twitter Ads APIにて媒体の実績を取得し、「Twitter Bid Optimizer」独自のアルゴリズムで入札の強化、抑制判断を行う。
これにより、天候変化などの外部要因やTwitter上での会話増などによる突発的で不規則な効果変動にもリアルタイムに入札調整を行うことができ、配信を強化すべきタイミングを逃さず配信効果を高めることが可能となる。 - 外部計測ツールの数値をRPAで取得・活用することで、アプリ登録や課金といったより深い広告指標での入札調整が可能に
SDKやWEB計測ツールの当日実績をRPAでリアルタイムに取得することで、外部計測ツールの数値を利用した自動入札調整を行うことができる。
これにより、アプリインストールのみならずアプリ登録や課金といったより深い指標を設定することが可能となり、アプリ内でのイベント実施時など課金の好調時期に合わせて自動で配信強化を行うといった取り組みが実現可能となるとしている。
なお、同社は今後も、インターネット広告における品質および広告効果改善の実現に尽力していくとのことだ。