京都丹後鉄道、Visaのタッチ決済によるキャッシュレス決済サービスを開始
京都丹後鉄道（以下、丹鉄）を運行するWILLER TRAINSは、Visaのタッチ決済によるキャッシュレス決済サービスを11月25日より開始したことを発表した。
同サービスは、利用者が持っているVisaのタッチ決済対応カード（クレジット・デビット・プリペイド）を駅や列車内に設置された読取端末のVisaタッチリーダーにかざすだけでスピーディーに運賃の支払いが完了し、券売機での切符購入が不要となるため、利用者の利便性が飛躍的に向上するとしている。
なお、同サービスは、以下2点において、日本で初のサービスとなるという。
- 鉄道でVisaのタッチ決済導入
- 公共交通機関で、距離制運賃（固定額ではなく、距離に基づき変動する運賃）の決済が可能
丹鉄では、既に2020年2月より、MaaSアプリ「WILLER」を使用したQRコードによるキャッシュレス決済を導入しており、更なる利便性向上を目指しVisaのタッチ決済を今回、導入したとしている。
Visaのタッチ決済は、日本だけでなく多くの国で広く普及している。
日頃より丹鉄を利用している地元住民も、日本国内の旅行者や訪日外国人といった知らない土地で切符の購入方法がわかりづらい来街者にとっても、券売機で切符を購入する手間がなく、日常的に利用している決済手段がそのまま利用可能なため、安心して簡単・便利に利用することができ、ストレスなくスムーズに乗車できるとのことだ。
また、コロナ禍においても、人を介さないキャッシュレス決済であるため、安心して利用できるとのことだ。
WILLERは今後も、新たなテクノロジーを活用して、シティバリューを上げる場所と移動に変革を起こし、これまで以上に、人と人、人とまちが繋がる豊かなコミュニティを創造することを目指すとしている。