スターバックス コーヒー ジャパンは、12月より、事前に注文決済し、レジに並ばずに商品を受け取ることができる「Mobile Order & Pay」(モバイルオーダー&ペイ)を全都道府県のすべての直営店で、対応開始することを発表した。

2019年の6月、都内の56店舗でスタートして以来、順調に導入店舗を拡大し、特に2020年は、新たな日常における非接触サービスの需要が加速度的に高まったこともあり、導入計画を早め、全国展開するに至ったとのことだ。

2019年の立ち上げの際には、TO GO(持ち帰り)専用のサービスとしてスタートしたが、様々なスターバックス利用シーンにおいて利便性高く使えるよう、店内飲食時においても、客席から注文決済し、ゆっくりと店内で過ごせるサービスとして拡大。

特に、家族連れのユーザーからは、「荷物が多い時や小さな子どもと一緒の来店時には、非常に安心できる」と好評であるという。

また、12月からは、約300店ある全国のドライブスルー対応店舗においても、「モバイルオーダー&ペイ」にて事前に注文決済すれば、車から降りることなくスムーズにドライブスルーレーンにて、商品を受け取ることができるサービスも順次、展開するとのことだ。

現在、モバイルオーダー&ペイは、スターバックスの公式モバイルアプリまたは、スターバックス公式のホームページのWEB版モバイルオーダー&ペイからアプリをダウンロードすることなく利用が可能となっている。

選択できるメニューは、定番のコーヒーやエスプレッソビバレッジに加えて、季節限定のフラペチーノ®やフードまでラインナップを広げ、今なら今年だけのホリデーの味わいを簡単に注文することも。

さらには、12月より新たに、One More Coffeeサービスの2杯目の注文もモバイルオーダー&ペイを使って、事前に注文決済できるようになるという。

また、自身のペースで、豊富なカスタマイズをゆっくりと選択できることへの満足度も引き続き高く、モバイルオーダー&ペイを通じてのカスタマイズしたドリンクの注文件数は、同サービスの利用がない場合と比較して約3倍となっているとのことだ。

なお、モバイルオーダー&ペイを利用するためのスターバックスの会員プログラム「Starbucks® Rewards」は、会員数が620万人を突破し、その伸びは2020年2月以降、前年同月比130~170%で推移。

新たな生活様式に寄り添うプログラムとして順調に成長しているという。

安心かつ親しみやすく便利な注文決済を求める生活変化をとらえながら、利便性に加え、ユーザー1人ひとりのニーズに応えるパーソナライズ可能な独自サービスとして、引き続き、サービスや機能の拡充を図っていくとしている。

また、スターバックスは今後も、店内外で、心あたたまるひとときをより多くのユーザーに提供できるよう、デジタルを活用して、多様化するニーズに寄り添うサービスの追求に努めていくとのことだ。