三菱地所、グループ会社2社を21年4月に合併 商業を強みとする総合PM会社に

三菱地所

三菱地所グループのコマーシャル不動産事業グループの三菱地所プロパティマネジメント(以下、MJPM)と三菱地所リテールマネジメント(以下、MJRM)は 2021年4月1日(予定)を効力発生日とする合併契約書を締結したと発表した。

三菱地所グループでは、MJPM がオフィスや大規模複合施設の運営管理を、MJRM が大型単館商業施設の運営管理を行い、異なる施設運営の特徴を持つ両社がそれぞれの役割を担うかたちで事業展開を図ってきた。

しかし、近年における商業施設タイプの多様化、人々の生活様式の変化、それに伴うデジタルマーケティングの重要性の高まり等、急激な社会の変化に対応するため、それぞれの役割・強みを持った二社が合することで、三菱地所グループ内の商業ノウハウ・人財を結集し、多様なタイプの商業施設運営や劇的なスピードで変化する事業環境に対応できるPM会社とすべく、両社は合併することになったという。

今後、三菱地所グループでは、三菱地所プロパティマネジメント、および、アウトレットモール経営を行う三菱地所・サイモンを中心に、全国で多様なタイプの商業施設を運営していくとしている。

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