日産自動車は2020年11月28日から2021年1月11日までの期間、日産 グローバル本社ギャラリーにて、「日産ギャラリー ウインターイルミネーション 2020」を開催すると発表した。
この期間、冬を彩るだけでなく、2030年代の実用化を目指している見えないものを可視化する「Invisible-to-Visible(I2V)」や運転支援技術を支えている「センシング」など、日産の技術から着想を得たイルミネーションとなっているとのことだ。
また、今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、ユーザー自身が非接触型で体験できる内容となっているという。
「日産ギャラリー ウインターイルミネーション 2020」
開催期間:2020年11月28日から2021年1月11日
<クリスマスデコレーション I2V SPOT>
開催期間:2020年11月28日から2020年12月25日
日産が研究開発を進めている「見えないものを可視化する」技術、「Invisible-to-Visible(I2V)」から着想を得た今年のクリスマスデコレーション。
KOSEI KOMATSU氏のプロデュースによる、これまでの日産グローバル本社ギャラリーにはなかった、全く新しいクリスマスデコレーションが登場するとのことだ。
スパークリングモービルズといったプラスチックの円盤を約500個使ったクリスマス装飾は、回転による反射でどこからでも美しく見えるデザインであるとし、それに加え、I2V SPOTに行くと、他の場所では見えなかったアートが見えてくるという。
まさしく、「見えなかったものが見えてくる」アートとなっており、I2V SPOTは、ギャラリー内、ギャラリー2階の日産ウォークの計2か所。
また、開館中だけでなく、閉館後にギャラリーが暗くなると、暗さと光のコントラストでまた異なった表情が見られるという。
色々な時間に、色々な場所からさまざまな角度で楽しむことができる今年の冬を彩る特別なデコレーションになっているとのことだ。
<センシングフォレスト>
開催期間:2020年12月19日から2021年1月11日
ギャラリーに突如現れた、“並木道”。ひとたびその道に迷い込むと、“光”の幻想的な空間に。歩行者が並木道を回遊すると、センサーが反応。歩行者の移動に合わせ光を点灯するという。
「ホワイト」に点灯するライトは、まるで「雪の積もった森」を創出し、都会では味わえない幻想的な空間を演出するとのことだ。
このセンシングフォレストは、日産の運転支援技術を支えているセンシングから着想を得た、冬にぴったりの体験型イルミネーションとなっている。
隣接する透過型ディスプレイを使ったARIYA Virtual Displayでは、7月にワールドプレミアした日産初のクロスオーバーEV「日産 アリア」の「プロパイロット2.0」におけるセンシングのイメージも映像で見ることができるとのことだ。