富士通コネクテッドテクノロジーズ(以下、FCNT)は、シニア向けサービス「らくらくコミュニティ」の更なる利用者拡大に向け、10月15日に温泉情報サイト「らくらく湯旅」をオープン。

これに先駆け9月14日より、Webサービスであった「らくらくコミュニティ」をアプリとしてPlayストアから配信開始している。

「らくらく湯旅」は、シニア層に興味関心の高い“温泉旅の楽しみ方をもっと広げる”をテーマに、風情を嗜む大人世代に向けて、温泉にまつわる様々な情報の発信によって、より活発なコミュニケーションを促進することを目的に開始したという。

また、より多くのユーザーが利用できるように、「らくらくコミュニティ」のアプリ配信を開始し、Androidスマートフォン全般での利用促進を図っているとのことだ。

さらに、11月26日より、まだ会員登録をしていない人でも、公開を希望する投稿についてはブラウザで閲覧可能とし、利用範囲を拡大すると発表した。

これらの取り組みにより、2021年3月末までに利用者数(月間ログイン数)を2倍とすることを目指し、利用者の活発なコミュニケーションの実現と共に、シニアユーザーと企業を繋ぐ、企業向けサービス「ファンコミュニティサービス」の拡充を図ることで、人と地域・社会・企業の架け橋となるビジネスを目指すとしている。

「らくらくコミュニティ」について

「らくらくコミュニティ」は、共通の趣味や話題を通じて会員同士が交流できる安心・安全なインターネット上のコミュニケーションの場で、現在は会員数218万人の日本最大級のシニア向けSNS。

会員の約8割が60代以上で、趣味や共通の話題を語り合い、知識や情報を教えあいながら楽しんでおり、一日平均約4万件の投稿・コメント・リアクションが寄せられる大変活発なコミュニティであるとのことだ。

従来から変わらず、専門スタッフが24時間投稿をチェックし個人情報の漏洩や悪意ある企業による詐欺や勧誘などを未然に防ぐため、安心して利用できるとしている。

このSNSに加え、この度拡充した温泉情報サイト「らくらく湯旅」をはじめ、ニュースやクイズ・脳活等の便利で楽しいコンテンツも提供しており、今後も拡充していく予定とのことだ。

また、同社は、企業向けビジネス活用について、「らくらくコミュニティ」は、“シニアとのコミュニケーションを深める場”“シニアを知るための場”として活用できるとし、デジタル環境においても、多くのシニアユーザーに直接リーチできる「らくらくコミュニティ」で企業の認知向上だけでなく、自社商品・サービスに対するシニアユーザーの行動変容を検証するマーケティングの場として活用できるとしている。

提供価値

  • ブランド認知度向上
    商品やサービスに合わせたシニアの興味を引き出す記事を発信し、ユーザーとコミュニケーションをとることで理解を深めブランド認知度の向上に寄与。
  • 仮説検証
    ユーザーに商品を使用後のアンケートとユーザーコメントを得ることで、受容性を把握することができる。
    そのためユーザーの要望をスピーディーに吸い上げ商品開発や品質改善に活かすことができる。
  • オンラインとオフラインの相互連携
    オンラインとオフラインをつなぐユーザー参加型の連動施策を実施することで、継続的にシニアとの関係性を深め、ロイヤリティ向上に貢献。
  • インサイト発掘
    「らくらくコミュニティ」内でのユーザー行動情報(記事閲覧・コミュニティの接触等)、ユーザー属性データ、アンケートデータを分析することで、企業の製品・サービスに対するシニアの潜在ニーズを知ることができる。