三重県「伊勢まだい」を家で 全国各地の食材と家事代行サービスを組み合わせた 「おうちで食の旅体験」実証実験開始

JTBコミュニケーションデザインは、タスカジと協働し、全国各地の地域の食材と家事代行サービスを組み合わせた「おうちで食の旅体験」の社会実証実験を開始すると発表した。

この社会実証実験は、タスカジに登録するハウスキーパー(タスカジさん)が家事代行の依頼者宅で地域の食材を料理しながら、依頼者へ観光情報を直接伝達し、家にいながら「旅体験」を味わうことができるサービス。

今回の社会実証実験では、三重県と一緒に、ブランド養殖マダイ「伊勢まだい」を取り扱うとのことだ。

利用者は、タスカジのホームページから、食材と家事代行で料理を担当する「タスカジさん」の申し込みを行い、タスカジさんは、地域の情報や食材の特徴、こだわりなどを伝えながら調理をする「ナビゲーター」の役割を担うという。

タスカジさんによる料理や説明を通じて、地域の食の魅力に触れながら、旅の体験ができるサービスとなっているとのことだ。

取扱産品:伊勢まだい
販売開始:2020年11月25日から
販売エリア:関東、関西
販売数:限定50セット
オススメメニュー:鯛手こね寿司、鯛潮汁、鯛お刺身サラダ仕立て、鯛あら炊き

メニューについては、鳥羽国際ホテルもんど岬北村光吉和食料理長が考案し、タスカジさんに対してオンラインで講習を実施したとのことだ。

なお、同プロジェクトは食品ロスの減少につながる活動であり、SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標の一つである12.つくる責任つかう責任「持続可能な消費と生産のパターンを確保する」に資する取り組みであるとしている。

同プロジェクトはテストマーケティングであり、今回取り扱う食材は、三重県の「伊勢まだい」。

伊勢まだいは、三重県を代表する特産品「海藻」「かんきつ」「お茶」の粉末を与え育てた、オリジナルの養殖マダイで、身が締まりさっぱりとした味わいと美しいピンク色が特徴で、和・洋・中と様々な料理で楽しむことができるとのことだ。水産養殖エコラベル(AEL)の認証を取得し、環境に配慮して育てられているという。

モバイルバージョンを終了