JR東日本、ニホンジカの線路侵入を防ぐ「鹿ソニック」を山梨に試験導入

JR東日本、忌避音発生装置「鹿ソニック(ティ.エム.ワークス社製)」を線路近くに試験導入として設置することを発表した。

近年、八王子支社でも動物との衝突事故がたびたび発生しているという。なかでも、ニホンジカとの衝突事故が目立っており、線路内への侵入を防ぐための柵の設置や、忌避装置の設置等の対策を進めている。

今回設置する「鹿ソニック」は、鹿などの野生動物と自動車との衝突事故を低減させるために開発された装置。動物の苦手とする音(12kHz~30kHz の高周波音)を照射して、傷つけることなく警告を促すという。

設置箇所は以下になる。

山梨県大月市初狩町 4カ所 初狩駅~笹子駅 :上下線に各2カ所
山梨県大月市笹子町 2カ所 笹子駅~甲斐大和駅 :下り線に2カ所
山梨県甲州市大和町 2カ所 甲斐大和駅~勝沼ぶどう郷駅 :下り線に2カ所
山梨県甲州市塩山牛奥 5カ所 勝沼ぶどう郷駅~塩山駅 :下り線に3カ所、上り線に2カ所

なお、設置期間は2020年12月14日~2021年12月14日とのことだ。

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