ソフトバンクの子会社、日本コンピュータビジョン(以下、JCV)は、高精度なAI顔認証エンジンを既存のシステムやアプリケーションに実装ができるJCV顔認証ソフトウェア開発キット(SDK)を提供し、AI顔認証による利便性向上と高セキュリティな環境構築に貢献している。

今回、2020年7月にリリースした「JCV顔認証SDK V.2.2」が最新iOS/iPadOS14をサポート開始したことを発表した。

JCV顔認証SDKは、顔認証業界で最も権威のある米国国立標準技術研究所が実施した最新の顔認証ベンチマークテストにおいて、8つの評価項目の内5つの主要分野でNo.1の優秀な精度を評価されるなど、世界トップレベルのSensetimeの顔認証アルゴリズムを使用している。

そのため、ニューノーマル対応としてマスク着用が求められる日常のシーンにて、マスクを外す、触れる事なくPCやモバイルへのログイン、施設への入退場において、高度な顔認証による個人特定が可能。

従来よりJCV顔認証SDKはマスク着用に対応したアルゴリズムを提供しており、今回、最新のiOS/iPadOS14に対応した事により、withコロナ社会における様々なシーンで活用が期待される顔認証システム開発を幅広く柔軟に行うことが可能になるという。

また現在、30日間フリー(開発)ライセンスを提供している。

医療機関をはじめ多くの企業、施設から高い評価を得ているAI温度検知ソリューション「SenseThuner」のみならず、JCVの高い顔認識・顔認識技術を多くの企業様に活用してもらい、先進的な画像認識技術を用いたソリューションの提供と社会への実装を推進していくとのことだ。