スタディプラス、教育開発出版と提携 生徒の学習履歴や成績情報を自動管理

スタディプラスは、生徒の学習記録データを集約する「Studyplus for School 」と、教育開発出版が提供するデータベース型デジタル教材「eトレ」との提携を発表した。

今回の提携を通して、生徒の「eトレ」での学習履歴や成績情報が自動で「Studyplus for School」に記録されるようになるという。

スタディプラスと教育開発出版は、学習塾における先生の効果的な学習管理をサポートすることを目的として、2020年11月に業務提携契約を締結。

教育開発出版が提供するデータベース型デジタル教材「eトレ」は、パソコンやタブレットの中に、最大で100万題の問題を収録し、生徒一人ひとりの学習状況に応じてプリント学習を進められる演習ツール。

全国の学習塾や予備校、学校など7000以上の教室に導入され、効果的な演習を行うことで生徒の学力定着をサポートしている。

一方で、現在学習塾では映像授業を含め複数のデジタル教材、紙教材を併用することが多く、先生による生徒の学習進捗管理は煩雑になってしまうという一面もある。

今回の「eトレ」と「Studyplus for School」の連携により、「eトレ」の学習履歴や成績情報が自動で「Studyplus for School」に入ってくるだけでなく、デジタル教材・紙教材に限らず複数の教材の学習進捗の管理が「Studyplus for School」で可能になるとのことだ。

これによって、「eトレ」導入校の先生の学習管理業務の負担が軽減されるとともに、先生が生徒の学習の定着をより効果的に実現できるようになるとのことだ。

今回発表した提携に基づく、「Studyplus for School SYNC」と「eトレ」のデータ連携の開始は、2021年4月を予定しているという。


 

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