キリンビバレッジは、キリンビバレッジ滋賀工場で全国の小学校の社会科見学を対象とした、「キリンビバレッジ滋賀工場 オンライン社会科見学」を11月24日より開始すると発表した。
キリンビバレッジ滋賀工場は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3月1日から7月27日まで工場見学を休止していたが、7月28日以降は受け入れ人数や見学時間、居住地を滋賀県在住者のみに限定するなどの感染予防対策を取り、工場見学を再開。
しかし、受け入れ人数や見学時間に制約があるため、これまで実施していた小学校の社会科見学の受け入れが難しい状況にあるという。
また、工場見学再開後、従来、来ていた小学校から社会科見学に関する問い合わせが多かったが、希望に沿えない状態が続いていたとのことだ。
そこで、同社はこのような時だからこそ「今できること」を考え、従来の教育プログラムの一助となるよう小学校の社会科見学を対象に、工場に出向かずオンラインにて工場施設を見学でき、同社従業員との交流を実現できる「キリンビバレッジ滋賀工場 オンライン社会科見学」を開始。
なお、キリンビバレッジ湘南工場でも、2021年4月より「キリンビバレッジ湘南工場 オンライン社会科見学」を開始する予定とのことだ。
同は、「キリンビバレッジ オンライン社会科見学」という新たな体験価値を提供することで、企業の活動を身近に感じてもらうとともに、子ども達の笑顔作りとこころ豊かな社会の実現に貢献していくとしている。
「キリンビバレッジ滋賀工場 オンライン社会科見学」概要は以下。
所要時間約60分で「キリン 午後の紅茶」ができるまでの様子を、映像を中心に、一部ライブ配信を交えながら案内。製造工程見学後には、小学校の児童から事前にいただいた質問に工場従業員が答えるという。
「キリン 午後の紅茶 ストレートティー」と「工場見学限定ミレービスケット」を小学校に事前に送付し、試飲試食も楽しめる内容となっているとのことだ。
なお、同社は、6月27日にキリンビバレッジ湘南工場から生中継する「おうちで工場見学を楽しもう!!リモート社会科見学」を実施。その際の動画を同社Webサイトで公開している。
キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献するとのことだ。