NBAとNBPA、全米バスケットボール社会正義連合を設立。人種的不平等への社会活動推進を加速

全米バスケットボール協会(以下、NBA)と全米バスケットボール選手協会(以下、NBPA)が全米バスケットボール社会正義連合(National Basketball Social Justice Coalition)を設立したことを発表した。

バスケットボールの影響力を活用して、国、州、地方レベルでの投票アクセスや刑事司法制度改革など、人々の行政などにまつわる行動の変化を目指していくという。

同連合は、5人のチームガバナー、5人のプレーヤー、2人のコーチのグループによって構成され、さらに、NBAコミッショナーのアダムシルバー、NBA副コミッショナー兼最高執行責任者のマークテイタム、NBPA事務局長のミシェルロバーツが連合の理事を務めるとのことだ。

発表によれば、今回の連合の設立は、社会活動を推進するためのNBAとNBPAの継続的な取り組みを果たすための次のステップだという。オーランドでの2019-20シーズンの再開にあたって設立され、従来より活動してきた人種的不平等に対抗するための活動と、それらに市民が参加することを促進していきたいとしている。

今回のオーランドでのシーズンの間、選手、コーチ、スタッフはリーグとユニオンが主催する社会活動のためのプログラミングに参加し、元ファーストレディのミシェルオバマ、モチベーショナルスピーカーのエリックトーマスとNBAのレジェンドであり、上院議員であるビル・ブラッドリーなどとともに、体系的な人種の不平等に対処のために活動し、さらにその活動を維持することを支援するとしている。

また、 NBAとNBPAは、2020年の選挙に先立ち、市民参加を促進し、投票へのアクセスと投票者数を拡大するためにも、活動したリーグ全体で行動を起こしたことも報告している。。

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